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板書をしない! 字を書くのに時間がかかる!

にこっとからはじまる♡親子のおうち時間をサポートするNicoNicoOyako(にこにこおやこ)です。

進級進学の季節ですね。新しい環境に慣れるのは大人も子供も大変ですよね。
今日は特に小学校に進学したお子さまを持つママに知ってほしいことをお伝えします。

お子さんが板書をしたがらない、字を書くのがゆっくりな場合、大人から見ると一見怠けていたり、ふざけているように思えますよね。

でも、もしかしたらそれは怠けているわけではなく、ふざけているわけでもなく、見え方(視覚機能)に困難さがあるのかもしれません⁈

『視力=視覚』ではない

健康診断の際に片目を隠して行う視力検査は皆さんよくご存じかと思います。

では、視覚とは何でしょう?学校での「板書」を例に説明すると、

●黒板の字を見る
・・・両目それぞれで見ている画像を一つにする力が必要

●ひらがなや図形を認識する
・・・目で見たモノを認識して一時的に脳内に留めておく力が必要

●手元のノートに書く
・・・ピントを黒板から手元に合わせていったり来たりする力が必要

●えんぴつでの書き取り
・・・ノートのマス目や線と覚えた文字や図形の位置関係を正確にとらえる力が必要

これら全ての工程に必要とされる視力も含めた見る力が視覚機能になります。

視覚機能に困難さがあると学習全体に影響があることがわかりますね。特に学校は視覚機能を使うことがほとんどなので、そこで初めてお子さんの様子に「あれっ?」と思うママも多いようです。

自分の見えているモノを他人がどのように見えているのかはわからない

言われてみると当たり前のことですが、私たちは意外とこの感覚を持たないまま普段生活しています。

親子での限られた生活空間ではなおさらこの感覚がないのは当然なのかもしれません。

では、次の表を見てみてください。もしかしたら、お子さんは黒板の字がこんな風に見えているかもしれません。

そんなお子さんは、黒板を見ているだけで疲れてしまったり、黒板の字を書こうとしても文字のバランスが崩れていたり、ノートの枠内にきちんと書けなかったりします。

それでも、視力検査に問題がない場合は周りの大人に気がついてもらえず、「怠けている」、「ふざけている」「字を書くのを面倒くさがっている」などとマイナスな勘違いをされてしまうことが多いです。

頑張って板書をしていても書くのに時間がかかり過ぎて、労力を使い果たし授業の内容が全く入ってこない場合もあります。そうすると今度は「ちゃんと授業を聞いていない」「体力がない」など言われてしまい、勉強することが苦痛になってしまうこともあります。

学校の先生でも眼科医でも知らない可能性があります

この視覚機能の働きが不十分で起こる困り感については、学校の先生や眼科医でも知らない可能性があります。

先日参加した山下桂世子先生の『読み書き困難と支援とアセスメント』のオンライン Workshopでも、眼科を何件も回っても子供の見え方の困難さが判明せず苦労した保護者の方が何人かおられました。

もしお子様の視覚機能に何か不安がある場合はぜひ『オプトメトリスト(検眼士)』のいる専門の機関へ相談することをおすすめします。

米国でオプトメトリスト(検眼士)資格を取得され、ビジョントレーニングを通じてたくさんの方のサポートをしていらっしゃる『視機能トレーニングセンターJoyVision代表』の北出勝也先生へお問い合わせ頂くかJoyVisionグループのページからお近くのオプトメトリストさんを探してみる方法もあります。

私も北出先生の著者やインストラクター講座、研究会でたくさん学ばせて頂いており、親子でビジョントレーニングにも取り組んでいます。

英語学習にだけ困難さが表れることもあります

視覚機能に困難さがある場合に、日本語ではそれほど困難を感じないのに英語で特に困難さを感じてしまう場合があります。

英語はアルファベット26文字に対して音が約45音あります。

音と文字の組み合わせ、すなわち英語の読み書きのルール(フォニックス)が複雑であることが困難さを引き起こす原因の一つではないかと言われています。

そこでフォニックス学習の基本でもある英語の音(音素)をしり、音韻操作を高めることで英語の読み書きの困難さを軽減できるのではと考えられています。

ただ、残念なことに音素や音韻操作の指導をしっかりと行っている学校はほとんどありません。そして親世代の私たちもそれについて学んだことがない人がほとんどです。

音素を親子で学びたい方、気になるという保護者の方はお気軽にお問い合わせください。ビジョントレーニングの要素を含んだ『ビジョントレーニングでアルファベットはじめてドリル』でのレッスンも対応しています。

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お子さまの個性に応じたレッスンを心がけております。また、お子さまをサポートするママの学びも応援しています。お気軽にお問い合わせください。個別相談は公式LINEからが便利です。

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