にこっとからはじまる♡親子のおうち時間をサポートするNicoNicoOyako(にこにこおやこ)です。
先日の仕事からの帰り道、背中に子どもをおんぶして自転車に乗っているお母さんが通りすぎました。子どもは大泣きしていて、足をバタつかせ体をよじらせて、なんだか落ちそうになっていたので、どうなるのかと気になり自然と目であとを追っていました。
すると、そのお母さんは自転車からおりて、おんぶしていた子どもを今度は、自転車のチャイルドシートに座らせようとしていました。でも、その子はそこに座るのも嫌がっていて、お母さんが悪戦苦闘しているのが遠目でも伝わってきました。
私は違う道に行かなくてはならなかったので、その後その親子がどうなったのかを最後まで見ることはできなかったのですが、ふと上の子が小さいとき、いわゆるイヤイヤ期のことを思い出しました。
親子で触れあう時間が約2時間⁈朝から常にダッシュの未熟な母でした
一人目の子育ての時、私は「イヤイヤ期」という言葉さえ知らない子育てに未熟な母親でした。当時は子供を朝一番に保育園に預けて、お迎えもほぼ最後の一人という状況でした。
子供の保育園滞在時間は約12時間、寝る時間以外で私と子供が一緒に触れあえる時間は約2時間程度でした。
朝起きてから、保育園にお迎えに行くまでずーっと走っている感覚でした。定時で仕事を終えて帰るために仕事場でも早歩き、お昼はいつも仕事をしながら食べて、一本でも早い電車に乗るために定時後はダッシュで駅に向かう。地元の駅に着いたら自転車でダッシュで保育園に向かうという毎日でした。
それはある日突然やってきた!!で、いつまで続くの?
そんなある日、息子が突然自転車のチャイルドシートに乗るのを嫌がったんですよね。自分の足で歩きたいようで、体をよじらせて全身で座ることを拒否してきました。
保育園からの帰り道に重たい電動アシスト自転車を押しながら、チョロチョロ歩き回る息子をヒヤヒヤしながら見守ることに耐えきれず、私は自転車に乗せることを諦めて家まで歩いて帰ることにしました。保育園から家までは大人の足で約25分くらいでした。
私が園で帰る支度をしていると、息子は最後の一人なのをいいことに園内を駆け回り、まるで鬼ごっこ状態でした。園長先生に協力してもらい、園の電気を一旦全部消してもらい、やっと園を出たと思ったら、出てすぐの駐車場で石探し、それに飽きたら、川で魚を見たりと帰るまでに1時間ほどかかる日も多々ありました。
保育園の先生は「今だけだから~」「そのうちよくなるから~」と言っていたけど、当時の私は、ほんとに今だけ??そのうちっていつ??そんな気休めの言葉なんていらないよ、、、って思っていました。
お菓子でつってみたり、脅してみたり、お願いしてみたり、と試してみましたが全然効果が感じられずしかもなんか楽しくない。
そもそも、食事前にお菓子を食べさせるのも嫌だし、当時はやりの「鬼が来る!!」もそれってなんか違うよねって思っていたし、「ママ疲れているからお願い!!」って言ってもすぐに忘れて他のことに興味がいっちゃうから、今日は早く帰れるかなって期待していた分、そうじゃない状況になった時の精神的疲れにヘトヘトな私は耐えられませんでした(泣)
自分の気持ちが楽な方法をみつけた!
そんな状況で私が導き出した答えは、「これは夕方(夜⁈)の親子のお散歩タイムなんだ!!」と思ってとことん子供と一緒に楽しもうと考えました。もともとふれあう時間が少ないから、一緒にいる時間は楽しく過ごしたいと思っていたので、こっちの選択肢のほうが私の気持ち的には楽でした。
子ども目線で一緒に歩くといつもの道もぜんぜん違う風景に見えました。「こんなところにこんな花がたくさん咲いているね」とか、「マンホールのふたの模様てそれぞれ違うんだね」とか、「坂道の上から見える夕焼けってこんなにキレイなんだね」とか、園での話も(私が知りたい話ではないけど)聞けたりと、気づくと私にとっても良いクールダウンの時間になっていました。その時の私はそんな毎日が永遠に続くと思っていました。
でもある日、どうしても自転車で帰らないと間に合わない用事があり、しかもうっかり息子にそれを伝えないままで朝園に預けてしまい、今日は無理やりにでも自転車に乗ってもらうしかない、暴れて大泣きされることを覚悟でお迎えに行きました。思った通りいつもの鬼ごっこが始まり、でもこっちもゆずれない用事があるので「今日は大切なご用があって、すぐに帰らないといけないの!!だから自転車で帰るよ!!」と、真剣な顔でそして厳しい声で伝えました。すると、こっちが拍子抜けするくらいに「うん、良いよ」という返事があり、すんなり自転車に乗って帰ってくれました。思ってもいなかった展開に、その時の私には何が起きたのか全く理解できませんでした。
学んで気が付いた!イヤイヤ期は非認知能力を育む準備期なのでは⁈
のちに子育てについて学ぶようになって、その時の息子の行動の謎がとけました。それは私が息子の要求に応えてあげて、やりたいことをやりきらせてあげ、息子の気持ちが満たされたから、だから私の要求に応じてくれたのだとわかりました。
2、3歳の子どもは大人を困らせようとして行動しているわけではないんですよね。結果として、それが大人にとって困った行動になってしまうだけで、子どもは自分の好奇心や身体感覚に正直に行動しているだけなんです。大人は経験を積んで当たり前に思うことでも、生まれてまだ2年くらいしか経っていない子どもにとってはすべてが新しい発見です。
最近なにかと話題になる「非認知能力」も、こういうちょっとした日々の行動の積み重ねによって育まれているといえます。自分で考えて行動できる子になってほしいと思いませんか。私はイヤイヤ期と呼ばれる年齢はその準備をしている年齢なのではないかと考えています。そういった目線で見てみると、子どもの困った行動も日々の成長のあかしと前向きにとらえて見守ることができるかもしれませんね。
ママの自身の心を満すことも大切
そうは言っても実は子供の心を満たすためには、ママ自身の心も満たされていないとダメなんですよね。子どもに与え続けていたらママ自身がカラッカラになって元気がなくなってしまいますよね。
カラッカラなのは嫌ですよね(笑)。ママが元気じゃないと子どもも笑顔になりません。そこで、女性の心を満たす一番の近道は「おしゃべり」です。
にこおやサロンではママの為のお話会を開催しております。毎回お話会のテーマを設けており、興味のあるテーマで集まったママと一緒に悩みや不安を話し合うだけでも気分がスッキリして、前向きな気持ちになれるはずです。
今回のブログの内容ですと
「みんなどうしてる??イライラした時のママの心を満たす方法を教えて!!」
というのはいかがでしょうか。または、
「何歳になっても理解不能な男子の行動⁈男子ママのお話会」
というのも個人的にすごく開催したいテーマの一つではあります。先にリクエストを頂いた方のスケジュールを優先して調整しますので、少しでも気になった方は早めにリクエストしてくださいね。LINE公式アカウントからでもリクエストいただけます。
また、子育てについてもっとしっかり知りたい方、子育ての軸に迷いがある方は、おやこの心を育む【親子のしなやかな心を育む講座】でお待ちしております。プライベートでの対応も可能ですのでご相談ください。
もっと気軽にヒントがほしい方はこちら、私が最初に買った子育て本です。漫画なので読みやすく、それでいて子育てにとって大切なことがしっかりと書かれています。何よりも読んでいると前向きな気持ちになるので、気持ちが疲れているときに読むのにおススメです。
ママになっても学べるってなんか楽しい。そんな思いをたくさんのママに届けたいです。皆さんとのご縁がつながりますように!!